理学療法士歴10年以上のにじぱぱです。
理学療法士になってすぐはいわゆる大病院で勤務し、
その後、現在は訪問看護ステーションで訪問リハビリに携わっています。
私は1年目の時に整形外科病棟で勤務していました。
最初は手術した患者さんが次々と担当することになり、困惑しているなか
怒涛の様に毎日が過ぎていく日々でした。
いくら悩み苦しんでも時間は待ってはくれず、
気付けば、入職して数か月で毎日10人以上の担当を持っていました。
毎日のように患者さんにリハビリでお伺いしても
”何をしたらいいかわかんらない”
”どうしよう”
”僕が担当しない方がよいのではないか”
そんな不安に襲われながら毎日を過ごしていました。
この記事を見るとそんな毎日を送っている新人さんの人生が変わるかもしれません。
新人理学療法士が人生を変える方法
人生を変える方法を知りたいですよね。
そんな簡単に人生変える方法なんてあるのかなぁ。
そんな声が聞こえてきそうですね。
初めにお伝えしますが簡単ではありません。
しかし、確実に少しずつ人生が変わっていく方法をお伝えします。
私も10年前に入職してすぐ知りたかったです。
1年目、2年目ぐらいまでは毎晩不安につぶされそうになりながら
睡眠時間を削り、必死にもがいて参考書を読もうと毎晩徹夜をしていました。
不安に襲われながらも必死にあがく
僕はこう考えました。
とりあえず、この疾患だから、ここの筋力と可動域を評価して・・・
筋力低下があるから筋力強化をしよう。
可動域低下があるから関節可動域練習をしよう。
そんなふうに考えていました。
しかし、実際の患者さんを目の前にするとそんな簡単な話ではありません。
筋力低下があるからそこを筋力トレーニングする。
うん。すごくよくなった!!
となることは逆に稀であることが多いでしょう。
リハビリで筋力強化していても良くなっている気がしない・・・
このような悩みは学生や新人であれば、だれしも通る道でしょう。
こういった悩みはどのように解決しえるでしょうか?
結論
結論から述べると解決しえます。
方法は2つあります。
- ケーススタディが記載されている文献や参考書を読み漁り、担当している症例とマッチする症状を調べ、実践する。
- 先輩療法士や他職種と仲良くなり、助言をもらう。
1つめの方法は自力で行う方法で圧倒的に力がつけられる方法なのでおすすめです。
しかし、その分仕事時間以外に時間を作らなければいけないので
自己コントロール能力を高く必要とします。
また、自分の担当している症例の特徴や必要な情報とマッチする
文献や参考書を探す”検索力”が必要となります。
コンスタントにこの方法に取り組めれば、怖いものなしですが
とても時間と労力がかかりますので簡単ではありません。
2つめの方法は職場環境がいい前提でないと難しいです。
しかし、そんなにいい職場環境ばかりではないのが現実ですよね。
なので職場環境による問題を考えてみましょう。
職場環境の問題
職場環境問題は多くあると思いますが、私が考える4つの問題を取り上げます。
- 先輩療法士がいない、もしくは先輩療法士とそりが合わず教えてくれないか教えられない状況
- 同僚が少なく、支援し合えない
- 先輩がいても話せる時間がないために、うまくコミュニケーションがとれない
- 時間外労働やサービス残業が常態化しており、体力の消耗が大きく疲弊してしまう
先輩療法士がいない状況や
先輩療法士とそりが合わず教えてもらえない状況では
目の前の問題が解決しにくいことが多いでしょう。
そういった職場では同僚も少ないことが多いと思いますので
同僚からのアドバイスや支援も受けにくいでしょう。
また、職場によっては人員不足などで予定が詰まっており
先輩に相談する時間がない事がよくあるでしょう。
こういった職場環境の諸問題に加え、
慣れない環境や毎日の業務に追われるあまり
疲弊してしまい、やる気がおこならい。。。。
さらに時間外労働やサービス残業が常態化していると
なんともならない常態になってしまう。。。。
ということはよくある話なのかなと思います。
そんな方はやはり自分自身を一生懸命高めるしかないかもしれません。
最終的には自己コントロールとの戦いになる
様々な環境に身を置かれていることかと思いますが
結局最後は自己コントロール能力が高い場合は
どんどん困難を乗り越えられるでしょう。
しかし、困難を乗り越えることは簡単ではありません。
そもそも自己コントロール能力が高い人は多く悩まないかもしれません。
自己コントロール能力を高める方法
自己コントロール能力を高める方法を具体的に説明していきます。
- 携帯電話を触らない様にする。(特にInstagramやX(旧ツイッター)などを一切見ない。)
- 週4以上の筋トレをして体力をつける
- 睡眠時間を7時間確保する
- 即席食品やお菓子など、明らかに栄養に偏りがある食べ物の多量摂取をやめる
- 自己研鑽に取り組む時間を決めて、その時間は他の事をしない時間として確保する。
そんなのあたりまえでしょうよ。
そう思う気持ちはわかります。
しかし、実際上記ができているという人の方が少ないのではないでしょうか。
疲労が強くて休みたい、ゆっくりしたい。
そういった気持ちになった時に
”ちょっと横になってテレビを見よっと”
”ラインをチェックして・・・(知らぬ間にSNSをずっと見ている・・・)”
そんなことがあるのではないでしょうか。
当たり前のことをしっかりやることの重要さ
当たり前と思うかもしれませんが、ぜひやってみてください。
”やってみようかな”
あなたのその選択一つで10年後のあなたの人生が大きく変わるかもしれません。
まとめ
臨床を激変させる方法はケースでまとめられている文献や参考書を読み漁り、対応方法を調べ実践することです。
また、先輩や同僚、他職種の意見を聞いたりすると支援してもらえたり、対応策を教えてもらえる可能性もあります。
ですが、職場環境によっては支援してもらえることが少ない環境にいらっしゃる方も多いはずです。
その場合は自己コントロール能力を高めましょう。
携帯電話を遠ざける、食事、睡眠、運動を適切に行い、体力をつけ、自己研鑽を行える時間を確保しましょう。
そうすれば、人生は変わります。
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