高齢者ではない、いわゆる若者や中高年では主観的な(自ら感じる)歩く速さが速いと感じる人が心不全リスクが少ないことがわかった。
歩く速さが心不全などの予後と関連があることは既に知られている。
同世代の他者よりも歩行速度が速いと感じている人は心不全になるリスクが9%ほど有意にリスクが低いということだ。
歩く速さと心不全などの関連のメカニズムに関しては、歩く速さが全身の身体機能の指標になるという側面がある。
また、筋肉量や筋力も歩行速度に反映されること、炎症や酸化ストレスと歩行速度が相関するという報告がある。
それらが心不全リスクに影響がある可能性を指摘している。
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